AIC IBディプロマコース

グローバルな
人材の育成に特化し
海外大学進学も視野に

このコースの生徒たちは、海外大学進学も視野に入れ、Japanese以外のすべての教科を英語で学びます。より良くより平和な世界を築くために、責任感ある良き社会の一員となることを志し、グローバル社会に求められるリーダーシップや自立心、ボランティア精神を有する人材になることを目指します。

生徒に求める
学習者像とは

IBディプロマ・プログラムとは

  • 1968年に設立された国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム
  • 世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成
  • 未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるカリキュラム
  • 国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保
  • 現在世界163以上の国と地域の約6,190校で実践(2026年5月時点)
  • 本校は、2009年に学校教育法第一条に定められた学校としては、西日本で初のIB認定高校
  • 本校は、Japanese以外の教科はネイティブ教員が担当し、ディプロマを英語で履修

IBDP必須3つのコア要素

生徒はIBが目指す全人教育の核である以下の3つのコア要素を満たさなければなりません。

  1. 01知の理論(TOK)

    批判的に思考して、知るプロセスを探求する授業であり、特定の知識体系を身につける授業ではありません。哲学的な学習を行うという表現が近いでしょう。最低100時間の学習とプレゼンテーション、論文作成が課せられます。

    TOKエッセイ

    与えられた6つのテーマの中から1つを選び、3200字以内でエッセイを書かなければなりません。(以下に、参考までに3つのテーマを挙げています。)

    テーマ1

    「信頼性のある知識が、確実性を欠くことはある。」2つの「知識の領域」に言及しながら、この主張を研究しなさい。
    (国際バカロレア2020年11月出題)

    テーマ2

    「私たちが問いかけることのできる質問は、私たちが何を知らないかよりも、すでに何を知っているかによって左右される」。2つの「知識の領域」に言及しながら、この主張について論じなさい。
    (国際バカロレア2020年11月出題)

    テーマ3

    「知識に関する主張」をめぐる意見の不一致を解決しなければならないのであれば、両者に対して平等に注意を傾けることが極めて重要だ」。これはどのような状況において良いアドバイスとなるか。
    (国際バカロレア2020年11月出題)

  2. 02課題論文(EE)

    卒業論文に相当します。授業以外で最低40時間を費やすことが義務付けられ、4000語(日本語の場合は8000字)の論文を書きます。

    科目とタイトル

    履修している教科から1つを選び、英語は4000語(日本語は8000字)で論文を書きます。(以下は、これまでの卒業生が取り組んだEEのタイトルの一例です。)

    Japanese A❶

    遠藤周作『海と毒薬』森鴎外『高瀬舟』における“救済”の道徳性〜二作品内で描かれる「殺人」から読み取れる“救済”の定義と人名の描かれ方の特徴とは〜

    Japanese A❷

    『人間失格』における自己と他者との関係性から読み取る個人と社会の在り方〜太宰治の「人間失格」主人公「葉蔵」を取り巻く人間が、彼の「幸福感」に及ぼす影響から考察する、個人と社会の在り方とは〜

    Economics

    The economic implications of the Japanese tsunami on Hiroshima’s car industry: To what extent has the Tohoku earthquake affected sales of Mazda cars?
    訳:経済学
    広島の自動車産業における日本津波の経済的影響:東日本大震災がマツダ車の売り上げに与えた影響

    Mathematics

    Formula to find the exact value of π using power series
    訳:数学 無限級数を用いたπの正確な値を求める公式

  3. 03創造・活動・奉仕(CAS)

    創造

    創造的思考を伴う芸術などの活動(絵画・書道・彫刻・版画など)

    活動

    健康的なライフスタイルの実践を促す身体的活動(ゴルフ・武道・卓球・バレーボールなど)

    奉仕

    学習に有益かつ無報酬で自発的な学内外での交流活動(ボランティア・チャリティー・イベント企画運営など)

    成績評価の対象ではなく、数値化はされませんが、生徒は「成果を収めたこと」を証拠を挙げて示す必要があります。(以下は、これまでの卒業生が取り組んだものです。)

    Creativity

    ダンス・デジタルアート・ドラム・IBニュースレター企画編集・学校の音楽祭でのパフォーマンス・書道・茶道・トロンボーン・彫刻・狂言・能など

    World Scholar’s Cup(WSC)
    九州ラウンドにてチーム総合優勝・準優勝独占
    Activity

    スノーボード(JSBA4級取得)・テニス・剣道・ダンス・ゴルフ・バドミントン・クリケット・バレーボール・ボルダリング・バスケットボール・卓球・ランニング・縄跳び・乗馬など

    Service

    福島でのボランティア・チャリティーコンサート主催・外国人を生徒とする日本語講師・平和公園でのボランティア・英検面接のアシスタント・ユネスコ ユース ピース アンバサダー育成プログラム参加・地域での清掃活動・チャリティーバザーの企画運営など

  4. CAS宮島厳島神社の「桃花祭 御神能」に出演
    高校生対象の国際競技 TheGlobal Enterprise Challenge

コースの概略

高校1年生の2学期まで、Pre-IB(IB準備プログラム)で学び、高校1年生の3学期から2年間に渡るIBディプロマプログラムがスタートします。Pre-IBの9ヶ月間で一条校の卒業資格を満たすための科目も履修するため、日本語での授業も受講します。

※保健体育については、高校3年間を通して「東医コース」及び「早慶/国立大コース」の生徒と合同で日本語の授業を受けます。

IBDPの教科選択

生徒は、6つの教科群それぞれから1科目を選択します。

  • 上級レベル(HL)3教科
  • 標準レベル(SL)3教科

加えてIBが目指す全人教育の核である3つのコア要素を満たす必要があります。

右記に加え「東医コース」および「早慶/国立大コース」の生徒と合同で、保健体育の授業を日本語で受けます。また、右記の科目設置は2025年度のもので変更がある場合もあります。

※IBディプロマプログラムにおいては、国内進学コースのような「文系」「理系」に分けられることはありません。ただ、大学出願の際の要件として、専攻によっては、特定の教科が必須となる場合や、HL限定の場合があるので、教科選択には注意が必要です。(教科選択は高校1年生の2学期に行います。)
※履修可能選択教科は年度によって変わる場合があります。時間割によっては同時に履修できない場合もあります。

授業時間数

  • 上級レベル(HL):週5~6コマ
  • 標準レベル:週3~4コマ
  • TOK:週2コマ
  • 保健体育:1年目は週3コマ、2年目は週2コマ

表は次の科目を選択した場合の時間割例

  • 上級レベル(HL):英語B、日本語A、数学(AA)
  • 標準レベル(SL):ESS、Film、物理

IBディプロマの評価について

  • 内部評価(IA)
    6教科それぞれの担当教員が20〜40%の割合で
    2年間の学習課題を評価します。
  • 外部評価(EA)
    年2回世界統一の最終試験があり、本校は11月の試験を約3週間かけて受験します。
    11月最終試験の結果は、年明けすぐに、それぞれの教科について内部評価と外部評価を合わせた総合得点7点満点(6教科×7点満点の42点満点)で示されます。それに、TOKとEEの評価最大3点を加えた計45点満点の内、24点以上(他にも細かい条件あり)取得でIB資格取得となります。
    ※CASは得点化されませんが、その取り組みが認められなければIB資格も取得できません。

IB資格取得による海外大学進学

高校3年次の模擬試験(Mock Exam)評価と内部評価を元に見込み点(Predicted Grade)を学校から受け取り(あるいは最終試験の結果判明後であればファイナルスコアを使用)、希望する大学にオンラインで出願します。国や地域によって出願時期や出願要件は異なりますが、IBスコアを利用して出願できる大学から、条件付き合格(Conditional Offer)を受け取ります。その後、無条件で合格(unconditional Offer)に至るには、最終試験の結果や、英語運用能力を示す資格の提示、あるいはオンラインでの面接などを経ることもあります。

IB資格取得による国内大学進学

共通テストを含む一般入試での受験は困難です。従って主に総合型選抜(旧AO)入試で出願します。総合型選抜入試の中には「バカロレア入試」や「グローバル入試」と銘打ってIBスコアを利用するものもありますが、主に志望動機や校外活動のレポートや小論文・面接で合否を決定しますので、IBプログラムの学びの中で鍛えられたスキルで戦うことができます。学校推薦型選抜入試(旧学校推薦)も学内選考を経て利用することができます。一般入試も英語・面接・小論文のみが課せられる大学・学部ではアドバンテージがあるといえるでしょう。

Q&Aよくある質問

Q上級レベル(HL)と標準レベル(SL)の違いは何ですか?
A

HLはカリキュラムの内容も濃く、レッスンではより深く知識を探求していきます。
・2年間の1科目当たりの総時間数
HL:240時間
SL:150時間
HLはSLよりも試験や評価課題の数も増えます。
例)経済学の最終試験 HL:3種類 SL:2種類

Q世界統一IBディプロマ最終試験には、どのような問題が出されますか?
A

以下は、Economics(経済学)のある問題ですが、これまで学習してきた知識を使って分析し表現する力が試されます。(問題も解答も、もちろん英語です。)
①価値材、負の価値材、公共財の違いを明らかにしなさい。
②タバコ市場への政府の介入について、正当化する意見が強いことについて考察しなさい。

Student Voice

IBでは自分の興味がある科目に時間をかけて向き合えるので、理解が深まります。興味があるからこそ、より積極的に学べると思います。そしてIBは世界中で認められている教育プログラムなので、将来の進路の選択肢が広がるのが大きな魅力です。IBは自分の興味を大切にしながら成長できる、とても価値のあるプログラムだと思います。

石井 寧々
高校3年生/AIC IBディプロマコース/英検1級合格(中学3年生時)/バスケットボール部

IBコースでは日本の旧来のカリキュラムとは違い、自発的な姿勢や発想などが求められるコースです。自分が学習したい分野をいろんな視点で学ぶことができ、普段の生活では得ることの難しい、柔軟かつ刺激的な発想を養うことができます。国際化が進む世界で、重要視される能力を学ぶことができるコースです。

新井 遼太郎
高校3年生/AIC IBディプロマコース/英検準1級合格(中学3年生時)/サッカー部

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